仲卸業者とは？
仲卸業者とは、卸売業者から「せり」によって大量に商品を仕入れ、それを小売店や飲食業者に届けるための橋渡しのような存在です。せりは買い手である仲卸業者をはじめ、売買参加者の小売り業者などが品物に値段をつけ合い、最も高い値段を付けた人に売り渡されるという、いわば競争のシステム。掛け声が飛び交う光景をテレビなどでご覧になった方もいらっしゃるでしょう。このせりの競争に参加する仲卸業者には、経験とテクニック、駆け引きのノウハウが必要となります。
そして、このせりで大量に商品を仕入れた仲卸業者は、市場内にある店舗などで仕分け、陳列（または、別店舗への配送）を行い、スーパーや鮮魚店、レストラン、寿司店、料理仕出し店などの各種飲食店、さらにはホテル、病院や工場、給食会社などの買い手へ販売します。このとき、せりが価格の競争売りであるのとは逆に、卸売の価格、数量ほか各種条件買い手との協議により、価格が決まる相対売りで、買い手が購入しやすいようにして販売を行うのです。
こうして、スーパーの鮮魚コーナーに並んだり、飲食店で調理されたりした海の幸が、皆様の元へ届けられます。
創業明治２３年・１００年以上の歴史
ヤマツ水産卸株式会社は、明治２３年（１８９０年）から創業を開始した、１００年以上の歴史を持つ仲卸業者です
長い歴史の中で培った目利き能力やノウハウを活かし、鮮魚、冷凍魚、塩干などを扱う総合仲卸業として事業を拡大した現在、魚のプロフェッショナルという自信の元、皆様にご愛顧いただく存在となりました。
今後もより新鮮、安心、安全な魚介類をご提供してまいります。
地の利を活かし、二つの湾から豊富な魚を
ヤマツ水産卸株式会社のある愛知県豊橋市は、三河湾に隣接する海の町。その豊橋魚市場には、スズキ、マダイ、トラフグ、アナゴをはじめとした様々な魚が水揚げされます。
さらに、静岡の駿河湾も比較的近く、そこからも仕入れを行いますので、豊富な商品を取り揃えることができるのです。
また、この2つの湾に限らず、ヤマツ商店は販路の拡大を目指し、幅広い仕入れルートの確保を現在も継続させています。
